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<TVゲーム ニュース>
エイリアス・ウェーブフロント(株)
Maya5 Roadshow Tokyo
2003年6月13日(金)東京・恵比寿ガーデンホールにて

 2003年6月13日(金)「Maya5 Roadshow Tokyo」が恵比寿ガーデンホール(東京都目黒区三田)で開催された。全世界的に、3DCGツールとしてデファクトスタンダードである「Maya」、その最新バージョンの発表とあって、13:30〜17:00のセミナーには2D/3Dのグラフィックデザイナーといったクリエイターをはじめ、デジタルコンテンツ製作用ソフトウェアに取り組みをしている、あるいは興味を持つ人々600名が参加した。同会場内には関連企業による展示コーナーも設けられ、多くの参加者が熱心に新製品の情報を収集する姿が見られた。

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(写真をクリックすると拡大します)

オープニングスピーチ
エイリアス・ウェーブフロント(株)
代表取締役社長 アレックス・ケリー氏

皆様、本日はお忙しいところ「Maya5 Roadshow Tokyo」ご参加いただき、誠に有難うございます。
今年、エイリアス・ウェーブフロント株式会社は20歳となる年です。その記念すべき年に、第75回アカデミー賞の科学・技術部門賞を受賞することができました。
そして「Maya5」は今期二番目のメジャーリリース、最高、最強の「Maya」です。実は「Maya5」は三月にリリースする予定でした。しかしお客様はまだ「Maya4.5」を勉強中という意見が多かったですので、リリースを遅らせました。今回の「Maya5 Roadshow Tokyo」はこれまで以上にパワーアップしたコンテンツを用意しています。
「Maya5 Roadshow Tokyo」にご協賛いただいております代理店様、御講演をいただくゲストスピーカーの方々に心よりお礼を申し上げます。
皆様、我々のセミナーを十分お楽しみください。どうも有難うございました。
「Maya」第75回アカデミー賞「科学・技術部門賞」を受賞(2003年3月1日) Alias|Wavefront社の初のアカデミー受賞であり、市販CGソフトウェアの受賞としても「Maya」が初栄冠に輝いた。 写真は授賞式でオスカー像を受取るAlias|Wavefront社社長のDoug Walker氏。
Maya5 Roadshow Tokyo

デジタルコンテンツ製作用ソフトウェアのデファクトスタンダード「Maya」
 アメリカの映画産業では、近頃の映画は何らかのかたちでCGIを使っており、コンピューター上で3Dアニメーションを製作した作品のほとんどがAlias|Wavefront社の「Maya」を使用している。
 5年前にアカデミー賞「最優秀視覚効果」部門が設けられてから、毎年ノミネートされている作品のほとんどが「Maya」を使用した作品であり、アメリカの映画業界が「Maya」に第75回アカデミー賞「科学・技術部門賞」を与えたことからも、「Maya」の貢献度が高く評価されていることが分かる。
 更にアメリカでは、映画の製作現場で「Maya」を使い、その3DデータをTVゲームにコンバートし、映画と同タイトルのTVゲームを製作するというケースが多い。昨今、映画やTVゲームのクオリティーが飛躍的に良くなっているのは、コンピューターの性能向上と「Maya」のバージョンアップの功績と言っても過言ではない。
 下記の「DVD映画ポータル」の取材記事の中でも、来日したプロデューサー、監督、出演者達が3DCGに関する発言をしているが、「Maya」無くして現在の映画製作が出来ないことは事実だ。例えば、「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」の主演俳優ブレンダン・フレイザーは、「今回新しく登場する敵でスコーピオンキングはレスリング界で超有名なザ・ロックが演じていますが、実は、彼とは映画の撮影では会っていなくて、ロサンゼルスのはじめてのプレミアの時に会いました。それだけコンピューターグラフィックが進んでいて、会っていなくても戦いはできるんです。」と、ハリウッドの撮影現場の状況を分かりやすく説明している。

「DVD映画ポータル」の取材記事より、関連記事
 
「シュレック」の舞台挨拶
「モンスターズ・インク」来日記者会見
「スパイダーマン」来日記者会見
SHREK
ドリームワークスSKG
創立者の1人で、プロデューサーのジェフリー・カッツェンバーグ(左端)
MONSTERS,INC
ピート・ドクター監督
Spider-Man
サム・ライミ監督(左)
プロデューサーのアビ・アラト(右)

ユーザーオリエンテッドな価格で提供することに努力をした「Maya」
 
プロ仕様のソフトウェアを導入したいと思っても、高額では手が出ないのがユーザーの現実だ。ところが「Maya」は市場に合わせたプライシングを行った結果、企業は勿論のこと、個人や学生でも購入可能な価格になり、その結果、「Maya」ユーザーの底辺が広がり、「Maya」は炭酸飲料水におけるCoca-Cola、PCにおけるWindows、印刷業界向けソフトのPhotoshopのように、デファクトスタンダードになった。Alias|Wavefront社の努力には大きな拍手を贈りたい。

今回の「Maya5 Roadshow Tokyo」について
 ところで、エイリアス・ウェーブフロント(株)は日本でどのようにマーケティングを展開するのだろうか。今回の登壇者の選び方をみていると、日本でのマーケティングの方向性が絞れていないようだった。
 日本の映画業界は低迷している。その映画業界へ、「Maya」がアメリカで
強いことを利用して売り込むなら、今回のようなセミナーにはアメリカから映画製作者をゲストスピーカーとして迎え、セミナー参加者に「おぉ!」と言わせ、「Maya」を宣伝するのに良いチャンスになっただろう。
 日本のTVゲーム産業に売り込むなら、CGでは評判を得ているスクウェア・エニックスだけでなく、大手メーカーのコナミ、セガ、ソニー、ナムコ、任天堂等からゲストスピーカーを迎えるべきだったろう。
 日本でCM等を扱うCG製作業界に売り込むなら、日本で製作したオープニングムービーがシーグラフでグランプリを受賞したTVゲーム「鬼武者」の関係者や、リンクス、白組といったところから登壇者を迎えるべきだったろう。

日本での「Maya」の方向性
 日本の映画業界へのアプローチを考えた場合、日本映画の製作本数や製作費をアメリカと比較するとあまりに差が有りすぎて、「日本に二つ目のハリウッドは無い」という結論が見えてしまう。
 それに比べて、ワールドワイドに通用する作品も製作することができるのが日本のTVゲーム業界だ。この業界へのアプローチは、日米の違い(絵でいうと、アニメ好き 対 CG好き、ジャンルでいうとRPG好き 対 スポーツと映画好き、製作及び経営方法の違い)等を把握して、「Maya」を売りこむ相手を選び、アメリカのTVゲームの製作方法を日本のTVゲーム業界に紹介して「Maya」を売ったら面白いだろう。
(2003/06/20 DVD映画ポータル編集長)

  
<記事の関連ウェブサイト>

DVD映画ポータル/シーグラフ東京/フォーラム2001基調講演
「ファイナルファンタジー」のメイキングについて
Square USA Movie Compositing Supervisor ジェームス・ロジャース氏


第1回東京国際CG映像祭(TIGRAF)

2002年10月28日〜30日、ア
メリカのコンピュータ・グラフィックス業界と日本のTVゲーム業界からゲストスピーカーを迎え、資料映像やメイキング映像を交えた最新情報を得ることが出来る多数のプログラムが組まれた。

DVD映画ポータル/「アニマトリックス」作品紹介
9編の短篇ストーリーからなる「アニマトリックス 特別版」の1つは、スクエアUSAの総勢45人のスタッフが製作した作品。

  
エイリアス・ウェーブフロント株式会社(英文名称 Alias|Wavefront K.K)
(本社 カナダ・トロント市)
http://www.alias-wavefront.co.jp/
「Maya」
http://www.alias-wavefront.co.jp/products/maya/
  
   
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