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トゥー・ウィークス・ノーティス
(原題)TWO WEEKS NOTICE
2003年5月24日公開
上映時間1時間41分
2002/アメリカ/ワーナー・ブラザース映画
(写真をクリックすると拡大します)
(c) 2002 Warner Bros. All Rights Reserved
(c) 2002 Village Roadshow Films (BVI) Limited.
<スタッフ>
 脚本・監督 マーク・ローレンス
製作 サンドラ・ブロック
製作総指揮 メアリー・マクラグレン
ブルース・バーマン
撮影 ラズロ・コバックス, A.S.C.
美術 ピーター・ラーキン
編集 スーザン・E・モース, A.C.E.
衣装 ゲリー・ジョーンズ
共同製作 スコット・イライアス
音楽監修 ローラ・ワサマン
音楽 ジョン・パウエル
 
 
<出演者>
サンドラ・ブロック
ヒュー・グラント
アリシア・ウィット
デイナ・アイビー
ロバート・クライン
ヘザー・バーンズ
デイビッド・ヘイグ
ドリアン・ミシック
ジョナサン・ドクシッツ
イレイダ・ポランコ
シャロン・ウィルキンズ
マイク・ピアッツァ 本人
ドナルド・トランプ 本人
ノラ・ジョーンズ 本人

ずっと待っていた!2003年の“キング・オブ・ラブストーリー”
世界で一番ありえない人こそ、もしかしたら・・・。

 

INTRODUCTION
『ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記』のヒュー・グラントと、『スピード』『デンジャラス・ビューティ』のサンドラ・ブロックが演じる、世界一ありえなさそうで、でもすべての現代女性が心の中で欲しがっている恋物語。 それが、全米で『ブリジット・ジョーンズの日記』を超えるヒット作となった『トゥー・ウィークス・ノーティス』。ラブストーリーとしては異例の興行収入9,000万ドル(2003年2月現在)を超える大ヒットを記録している理由は、二人の恋に、これまでのラブ・ストーリーとは一味違う新しさがあり、それが全米の女性たちの心をとらえた。自己実現真っ最中のヒロインが恋した相手は、女性を自分好みに変えようとはせず、むしろ自分自身が変わることをいとわない「やわらかい男」。 一見優柔不断だが、相手の本質を感覚的に見抜き、歩み寄る心の広さがある。ちょっと頼りないが憎めない、キュートなボスを演じるヒュー・グラントは、自分のライフスタイルを持ち、恋愛と仕事のどっちも欲しいという現代の女性たちの新しい理想像かもしれない。
"Two Weeks Notcie"とは、アメリカで退職する際、2週間前にそれを会社に告知する慣習のこと。 "Consider this my two-weeks' notice." 「退職するわ!」とジョージに愛想をつかしたルーシーが宣言した時から、二人のラブ・ストーリーは始まる。

サンドラ・ブロックとヒュー・グラント サンドラ・ブロックとヒュー・グラントの「来日記者会見」の模様はこちらから

STORY 
スーパー・リッチでハンサム、おまけにGQの表紙になるほどの有名人。ニューヨークで最大手の不動産会社を営むジョージ・ウェイド(ヒュー・グラント)は、女性なら誰でもお近づきになりたいと願うチャーミングな男性だ。が、ルーシー・ケルソン(サンドラ・ブロック)が彼の元に押しかけたのは、結婚を申し込むためではない。 地元コニーアイランドで環境保護運動に取り組む熱血弁護士の彼女は、由緒ある公民館を再開発の餌食にさせまいと、ジョージの会社に乗り込んでいったのだ。
おりしもジョージは優秀な弁護士を探していた。彼がこれまでに雇ってきた法律顧問は、法律用語よりもベッドのテクに長けた女たち。それが仇となって会社の経営状態が悪化したため、兄のハワード(デイビッド・ヘイグ)からは、「アイビーリーグ出身の人間を雇え」と釘を刺されていたのだ。ハーバード卒で頭の切れるルーシーは、まさにうってつけの人材だった。「公民館を存続させてくれたら、落札に手を貸す」と言う彼女に、「顧問の仕事を引き受けてくれたら公民館を残す」と持ちかけるジョージ。彼のような資本家サイドの人間になることに抵抗を感じるルーシーだったが、公民館を存続させることと、ウェイド社の資産を自分の判断で慈善事業に投資することを条件に、法律顧問の職を引き受けることにする。
しかし、それが間違いだったと気づくのに、長い時間はかからなかった。何もかも完璧にこなすルーシーにジョージはベッタリ頼りっきりになり、ネクタイ選びから離婚調停までをまかされる始末。真夜中に電話でたたき起こされることもしばしばで、ルーシーは気の休まる暇もない。2ヵ月後、ついに疲れ果てた彼女は、「あと2週間で辞める」と宣言。あの手この手の引き留め作戦に出たジョージを、「最高に優秀な後任をみつける」と言って説得し、ようやく辞職を承諾させる。
グリーンピースの活動で海外に出ている恋人が、ルーシーに電話で別れ話をもちかけてきたのは、そんなときのことだった。事情を知ったジョージは、落ち込むルーシーをなぐさめようと、クルーザーのディナーに招待。さらに、したたかに酔っ払った彼女を自分のアパートに連れてきて、優しく介抱してやる。翌朝、ふたりのあいだに何もなかったことをユーモアたっぷりの口調で伝えるジョージの言葉を聞いたルーシーは、テレ臭い思いにかられながらも、紳士的で気さくなジョージを男性として意識しはじめた自分に気づく。
いっぽうルーシーの後釜選びは、才色兼備を求めるジョージのわがままも手伝って、思うように進まなかった。しかし、飛び込みで面接にやって来たジューン・カーバー(アリシア・ウィット)の出現によって、状況は一変する。若く野心家の彼女は、ルーシーが席を外している隙にジョージに売り込みを開始。その「チューズ・ミー」光線にすっかりやられてしまったジョージは、ルーシーの正式な面接も待たず、その場でジューンを雇うと決めてしまう。
とりあえず後任が決まってホッとしたはずのルーシーだったが、心中は複雑だった。 もはやジョージのお守り役は卒業したはずなのに、カマトトぶった態度で彼にすり寄っていくジューンを見ると、無性に腹が立ってしまう。ふたりと一緒にテニスクラブへ出かけたときも、自分だけがのけ者にされたように感じ、ホットドッグのやけ食いに走るルーシー。そのせいで、帰りの車中で猛烈な腹痛に見舞われたルーシーだが、そんな彼女を肩に担いでトレーラーハウスのトイレにかけこんでくれたジョージのおかげで、どうにかピンチを切り抜けることができた。
この一件で、再びジョージを見直したルーシーだが、その気持も長くは続かなかった。ハワードから公民館の取り壊しを命じられたジョージが、自分との約束を破ろうとしているのを知ってしまったからだ。しかし、ジョージのほうも、兄の圧力に負けてルーシーの期待に応えられない自分に歯がゆさを感じていた。おたがいに気持が噛み合わないまま、別れの時を迎えようとしているふたり。強すぎる女と弱すぎる男に、ハッピーエンドはめぐってくるのか?
  

トゥ−・ウィークス・ノーティス』の製作はニューヨークへのラブレター
2002年2月。映画のロケ班はマンハッタンの金融街でこの映画の撮影を開始した。
「この映画はニューヨークへのラブレターよ」とサンドラは語る。「私はこの街の建物が大好きなの。だから、この映画にも、できる限り、ニューヨークの街の風景やユニークな建物を取り入れたわ。それも、これまでとは違う新鮮な方法でね。ビルを見下ろすようなアングルでとらえ、屋上や細部を映し出し、見たこともないような視線で写したかったのよ」
そして、観客はニューヨークの遺産ともいうべき見事な建築物をヘリコプターの場面で目にすることになる。そこでジョージとルーシーは、クライスラー・ビルディングの歴史について語り合い、その時、建物が映像の中に入ってくる。「この場面を見て、特別な気持になったわ」とサンドラ。「あんなすごい事件が起きた後も、この街は強さを失っていないし、圧倒的で、刺激的な力を持っているのよ」
プロダクション・デザイナー、ピーター・ラーキンの指示のもと、美術部門のスタッフたちはニューヨークの変化にとんだパワフルな背景を作り出そうと努めた。まずは、金融街にあるルーセント・ビルをウェイド・コーポレーション本部の外観として使い、ウェイド社のロゴである巨大な“W”の文字をあしらったデザインを歩道の前に作ったのだ。
「ウェイド・コーポレーションは、ドナルド・トランプ(註・アメリカの大富豪で、ニューヨークに多くのホテル・ビルを持っている)の会社を思わせるパワフルな組織で、この街のいたるところで目立っているんだ」とラーキンは言う。「ジョージとハワード・ウェイドの兄弟は、不動産をたくさん所有していて、“W”のロゴをどこにでもつけている。ビルの前方にも、建物解体用の鉄球にまでね。その鉄球で、古い建物をこわし、自分たちが好きな新しい建物を作ろうとするんだよ」
また、ジョージの広いペントハウスに施したニューヨーク独身貴族の理想的な生活を描き出すためのデザイン・コンセプトについて、ラーキンは次のように語る。「ヒューはザ・センセーショナルズという英国の芸術集団の作品を見るようすすめてくれた。そして、彼らの許可を得て、ジョージのアパートに彼らのアートワークの一部を 持ち込むことにした」
一方、ルーシー・ケルソンの部屋はもっと質素で、そのロケ地にラーキンはブライトン・ビーチを選んだ。そこはコニーアイランドに隣接した地域で、ルーシーと彼女の両親が住んでいるという設定だ。サンドラはこの部屋について次のように語る。「ルーシーの部屋は彼女の躁病のような性格が反映されたものであって欲しかった。
彼女は眠っている時も、“やること”のリストを作るような女性なのよ。私はピーターに移動可能なベッドサイド・テーブルをルーシーの部屋に用意して欲しいと頼んだのよ。そこにはラップトップやブラックベリー、パームパイロット、携帯電話といった電気製品や通信器具が置かれている。彼女の生活に関するものは何もない。バスルームも、台所も、机も、すべて目と鼻の先にジョージの存在を感じさせるものばかり。そこからは、彼女の生活ではなく、彼の生活が伝わってくるのよ」
この映画で最も手の込んだセットは、フルトンズ・ランディングとして知られるブルックリン・ハイツの地域で、これは愉快なサーカス・パーティの場面に登場する。
ここでルーシーとジョージの関係は大きな変化を迎えるのだ。ブルックリン橋の下にある桟橋に作られ、隣接するリバー・カフェのロマンティックな雰囲気を盛り込むことで、フルトン・ランディングは優雅なサーカス場に変化した。そこには美しい白のテントがあり、何千もの優雅な小さなライトによって、照らし出されているのだ。
サンドラはこのロケーションについて「クローズアップの場面が多かったので、撮影中は分からなかったけれど、撮影監督のラズロ・コバックスは、実はブルックリン橋全体と島の先端にライトをともしていたのね。後でそれに気がついて、本当に美しいと思ったわ」。
さらにロケ班は、ジョージとルーシーがシェイ・スタジアムにメッツ対ジャイアンツの野球の試合を見に行く場面も撮った。熱狂的なメッツ・ファンの監督マーク・ローレンスは、オールスターに出演経験もあるキャッチャー、マイク・ピアッザの場面を 撮影できて大喜びし、ピアッザはカメオ出演を果たすことになったのだ。
これ以外にも、ニューヨークのさまざまな場所で撮影が行なわれた。トライベッカ・グランド・ホテル、ジョージのヨットの停泊地となったサウス・ストリート・シーポート、有名なコニー・アイランドのボードウォーク、ウェイド・コーポレーションの議論の的となるコニー・アイランドのコミュニティ・センターなどだ。サンドラは語る、「最近、映画に登場していなかったニューヨークの伝説的な場所、コニー・アイランドが久しぶりに見られるし、その周辺地域もドラマで大切な役割を果たしている。そ
んなところも、この映画の素晴らしさのひとつね」
  
◆N.Y.と『トゥー・ウィークス・ノーティス』
コニーアイランド
ルーシーが公民館保存の市民運動を展開するコニーアイランドは、ブルックリンの南端に位置するスニーカー型の半島。約11キロにわたるビーチがあり、19世紀の初めには、豪華ホテルやカジノが建ち並ぶビーチとしてにぎわった。が、現在は、夏期のみ営業するアストロランド遊園地がある場所として知られている。シーズン・オフの浜辺には注射器が転がっていたりと、治安はあまりよろしくない。映画では、『アニー・ホール』『ラジオ・デイズ』『敵、ある愛の物語』などに登場した。ちなみに、最初にルーシーが保護を訴える劇場は、ブロードウェイの175丁目にある教会(元は劇場)で、こちらは『The Guru』に使われている。

ブライトン・ビーチ
コニーアイランドの東に続く一帯で、ルーシーの実家がある。ロシア系ユダヤ移民が多く住む地区であることは、『リトル・オデッサ』に描かれているとおり。ニール・サイモン原作の『想い出のブライトン・ビーチ』や、『ラジオ・デイズ』の舞台にもなった。

シェイ・スタジアム
NYメッツのホームグラウンドで、クイーンズのフラッシング・メドウ・コロナ公園の北にある。ここでルーシーとジョージは、メッツ対ジャイアンツの試合を観戦。メッツの名捕手マイク・ピアッザも登場するシーンは、2002年5月9日に撮影された。ち なみに劇中でバッター・ボックスに入っているのは、なんと当時ジャイアンツに在籍していた、新庄剛選手である。また、後半のパーティーのシーンでは、本年度グラミー 賞の主要3部門を含む8部門にノミネートされたノラ・ジョーンズもピアノの引き語りで特別出演している。

クライスラー・ビルディング
トイレ騒動が一段落したあと、マンハッタンへ戻るヘリの中で、ジョージがルーシーに建設時のエピソードを語って聞かせる77階建てのビル。レキシントン街の42丁目と43丁目にはさまれて建ち、アールデコ・スタイルの尖塔がことのほか美しい。完成 は、1930年。高さ40メートルの尖塔と鷲をあしらったデザインは、1929年型のクライスラー車のラジエーターのキャップをかたどったものだと言われている。NYを舞台にしたほとんどの映画に登場。

サウス・ストリート・シーポート
失恋したルーシーを、ジョージがなぐさめる場面に登場するクルーザーの停泊所。イー スト・リバーとフルトン通りがぶつかる一帯で、1983年に再開発され、シーフード・レストランや海港博物館、ブティックの入った倉庫風のビルが建ち並ぶ観光名所になった。『摩天楼はバラ色に』や『スリーメン&リトルレディ』で印象的な使われ方をし た。

トライベッカ・グランド・ホテル
ソーホーの南、6番街に位置するブティック・ホテル。劇中ではウェイド社が所有し、ジョージがここのペントハウスに住んでいる設定になっている。8階吹き抜けのロビー は、映画で見るとおりのハイ・スタイルなデザイン。客室のワーク・スペースにアー ロン・チェアを配したインテリアも人気の的だ。

ドナルド・トランプ
金色に輝くトランプ・タワーをはじめ、数々のビルを所有するバブリーな不動産王。
『エディー/勝利の天使』『チャンス!』『54』『セレブリティ』『ズーランダー』 など、数々の映画にゲスト出演している。

  
公開映画館 2003年5月24日より丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にて公開
オフィシャルWEBSITE
http://www.warnerbros.co.jp/twoweeksnotice/
 
  
   
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