◆N.Y.と『トゥー・ウィークス・ノーティス』
コニーアイランド
ルーシーが公民館保存の市民運動を展開するコニーアイランドは、ブルックリンの南端に位置するスニーカー型の半島。約11キロにわたるビーチがあり、19世紀の初めには、豪華ホテルやカジノが建ち並ぶビーチとしてにぎわった。が、現在は、夏期のみ営業するアストロランド遊園地がある場所として知られている。シーズン・オフの浜辺には注射器が転がっていたりと、治安はあまりよろしくない。映画では、『アニー・ホール』『ラジオ・デイズ』『敵、ある愛の物語』などに登場した。ちなみに、最初にルーシーが保護を訴える劇場は、ブロードウェイの175丁目にある教会(元は劇場)で、こちらは『The
Guru』に使われている。
ブライトン・ビーチ
コニーアイランドの東に続く一帯で、ルーシーの実家がある。ロシア系ユダヤ移民が多く住む地区であることは、『リトル・オデッサ』に描かれているとおり。ニール・サイモン原作の『想い出のブライトン・ビーチ』や、『ラジオ・デイズ』の舞台にもなった。
シェイ・スタジアム
NYメッツのホームグラウンドで、クイーンズのフラッシング・メドウ・コロナ公園の北にある。ここでルーシーとジョージは、メッツ対ジャイアンツの試合を観戦。メッツの名捕手マイク・ピアッザも登場するシーンは、2002年5月9日に撮影された。ち
なみに劇中でバッター・ボックスに入っているのは、なんと当時ジャイアンツに在籍していた、新庄剛選手である。また、後半のパーティーのシーンでは、本年度グラミー
賞の主要3部門を含む8部門にノミネートされたノラ・ジョーンズもピアノの引き語りで特別出演している。
クライスラー・ビルディング
トイレ騒動が一段落したあと、マンハッタンへ戻るヘリの中で、ジョージがルーシーに建設時のエピソードを語って聞かせる77階建てのビル。レキシントン街の42丁目と43丁目にはさまれて建ち、アールデコ・スタイルの尖塔がことのほか美しい。完成
は、1930年。高さ40メートルの尖塔と鷲をあしらったデザインは、1929年型のクライスラー車のラジエーターのキャップをかたどったものだと言われている。NYを舞台にしたほとんどの映画に登場。
サウス・ストリート・シーポート
失恋したルーシーを、ジョージがなぐさめる場面に登場するクルーザーの停泊所。イー スト・リバーとフルトン通りがぶつかる一帯で、1983年に再開発され、シーフード・レストランや海港博物館、ブティックの入った倉庫風のビルが建ち並ぶ観光名所になった。『摩天楼はバラ色に』や『スリーメン&リトルレディ』で印象的な使われ方をし
た。
トライベッカ・グランド・ホテル
ソーホーの南、6番街に位置するブティック・ホテル。劇中ではウェイド社が所有し、ジョージがここのペントハウスに住んでいる設定になっている。8階吹き抜けのロビー
は、映画で見るとおりのハイ・スタイルなデザイン。客室のワーク・スペースにアー ロン・チェアを配したインテリアも人気の的だ。
ドナルド・トランプ
金色に輝くトランプ・タワーをはじめ、数々のビルを所有するバブリーな不動産王。
『エディー/勝利の天使』『チャンス!』『54』『セレブリティ』『ズーランダー』 など、数々の映画にゲスト出演している。