(ストーリー)
鈴木建設にも時代の波が押し寄せ、ついに人事制度改革に着手することに。経営コンサルタント会社の合田(小木茂光)、薫(江角マキコ)らの「仕事とは別の個人的な好意、ゴルフや釣り等趣味の違いなどが部下の評価や処遇に影響を与えるのは古い企業にありがちな悪しき風習」という説明にギョッとしながらも、社長の一之助(三國連太郎)は、早急な改革が安易なリストラに繋がらないかと不安を覚える。
その頃、伝助(西田敏行)は、新しく課長に就任した舟木(益岡徹)をまんまと言いくるめ、リフレッシュ休暇を取り、秋田への釣り旅行に出かけていた。
男鹿半島で真鯛釣りを楽しんでいた伝助は、水産試験場で働く福本哲夫(筧利夫)と知り合う。お魚を愛する二人はすぐに意気投合、哲夫の実家に招待されることに。途中、思いがけず出会ったのは、秋田に向かう新幹線の中で隣の座席に乗り合わせた美しい女性・薫。薫は哲夫の同級生で、しかも哲夫にとっては初恋の人だった。
哲夫の家で母・信子(吉行和子)を交え楽しい宴会を繰り広げているうちに、伝助は薫が鈴木建設の人事制度改革を担当するコンサルタント会社に勤めている事を知る。薫もまた、伝助のような型破りな人間が一流企業である鈴木建設の社員であることに驚くのだった。
バブルにも負けず、鈴木建設の今があるのは社長である一之助の力が大きいと考えていた薫は、一之助同様、強引な人事制度改革に懐疑的だった。しかし、薫の思いや一之助の意志とは別に、リストラさえも厭わない改革は着々と進みつつあった。
そんなこととはつゆ知らず、秋田から帰っても、配布されたキャリアプランシートに「仕事」ではなく「釣り」の目標を書き、佐々木次長(谷啓)をハラハラさせる伝助。果たして会社一のペケ社員・伝助の運命は・・・!?そして再会した薫と哲夫の仲は・・・!?
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