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ウディ・アレン30本目の監督作品。
1930年代、シカゴ。派手で目立ちたがり屋のエメット・レイ(ショーン・ペン)は、才能に恵まれたジプシージャズのギタリスト。
しかし、その演奏の素晴らしさとは裏腹に、エメットは破滅的な人生を送っていた。
ミュージシャンの他にも娼婦の元締めという顔をもち、裏社会にも通じた男だった。
こんなエメットと洗濯屋につとめる口のきけない娘ハッティ(サマンサ・モートン)との出会い。
アメリカ中を一緒に旅しながらハッティの純粋な心に触れ、二人は徐々にお互いを理解していく。
旅から戻っても、エメットの派手で自堕落な生活は直らず、やがて、破産宣告を受けることになるが、そんな彼をハッティは暖かく、献身的な愛で包み込む。
ギター以外はからっきし不器用な生き方の破天荒なエメットを唯一理解するのは、言葉ではなく心の表情ですべてを受けとめるハッティだった。
そしてふたりが同居生活を始めてから1年。大恐慌時代を迎え、多くのジャズメンと同様に失業していた彼は、上流階級出身の美しい女、ブランチ(ユマ・サーマン)と知り合い、エメットはハッティと別れ、ブランチと衝動的に結婚し、上流階級出の妻を自慢して歩くようになった。
しかし、派手好きなふたりの夫婦関係はいつもギクシャクして、破局は目に見えていた。
案の定、ブランチはジャズ・クラブの用心棒アル(アンソニー・ラパグリア)との不倫に溺れ、友人に浮気のことを知らされたエメットは、ふたりを尾行して真実を知ることになる。
裏切りと失意の中で空虚な毎日をおくるエメットは、この時やっと本心に目覚め、自分に本当に必要だったハッティを求めて、再びニュージャージーを訪ねるが…。
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