(解説) ナイキのTVコマーシャルで一躍時代の寵児となり、もっともクールな映像作家といわれるアントニー・ホフマンの初監督作は、火星に降り立った最初の人類の気分を味あわせてくれる、最上級のエンターテイメントだ。
(物語) 2050年、地球環境の破壊は加速度的に進行中。カエルさえも住まなくなったこの惑星で、次に絶滅するのは、たぶん……人類。 残された希望は、古代ギリシャの人々が“戦いの星”と呼んだ、小さな赤い惑星「火星」だけだった。かつて何らかの生命体が存在したといわれるこの惑星を“地球化”して移住する以外、人類が生き延びる道はない。 そして、有人探査艇「マーズ1号」は飛び立った。 しかし、着陸の失敗でシャトルは火星の地表に激突。一切の交信は絶たれ、脱出の手段も奪われた。人類滅亡のタイムリミットが迫る中、クルーが見たものは、予想もしなかった光景だった……!