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パニック・ルーム
(原題)The Panic Room

2002年5月18日公開
上映時間1時間53分
2002/アメリカ/SPE
(写真をクリックすると拡大します)
(C)SONY PICTURES ENTERTAINMENT CO. CR: MERRICK MORTON  

監督:デビッド・フィンチャー

脚本:デビッド・コープ
製作:ギャビン・ポロン、ジュディ・ホフランド、デビッド・コープ、シーアン・チャフィン
撮影監督:コンラッド・W・ホール、ダリウス・コンディ
(出 演)
ジョディ・フォスター
フォレスト・ウィテカー
ドワイト・ヨーカム
ジャレッド・レト
クリステン・スチュワート
パトリック・ボーショー
アン・マグナソン
イアン・ブキャナン
  
娘と二人暮らしのメグは、突然の残忍な侵入者から身を守るためにパニックルーム(緊急避難用の密室)に身を隠すが、彼らの目的は、まさに彼女たちが隠れていたその部屋の中にあった・・・。「セブン」の監督が贈る新世紀スリラー大作。

ジョディ×フィンチャー 全世界待望のサスペンス・スリラー、遂に完成!
 91年『羊たちの沈黙』、95年『セブン』。90年代ハリウッドが送り出したこの2本傑作は、全世界に“サイコ・スリラー”ブームを巻き起こし、各国で大ヒットを記録した。
 ブームの口火を切ったトマス・ハリス原作の『羊たちの沈黙』は、アカデミー賞最優秀作品賞、主演女優・男優賞、監督賞、脚色賞の計5部門を獲得。昨年公開された完結篇『ハンニバル』も世界各国でセンセーションを巻き起こしたことは記憶に新しい。
 また『セブン』は、主演のブラッド・ピットを一躍スターダムに押し上げただけでなく、その先鋭的なビジュアル/サウンド・デザインと、荒廃しきった世紀末の、その陰鬱を極めた圧倒的な世界観の描出によって、『羊たち〜』以降の亜流作品制作ブームに止めを刺し、今なおそのジャンルにおける最高傑作として不動の地位に君臨している。
 そして02年、『羊たちの沈黙』の主演、ジョディ・フォスターと『セブン』のデビッド・フィンチャー監督が初めて手を組んだ、全世界待望のサスペンス・スリラー、『パニック・ルーム』が遂に完成した。

 
<STORY
  ニューヨーク。夫と離婚したメグは、10歳の娘、サラを連れ、ある富豪が遺した豪邸に引越して来た。その屋敷には“パニック・ルーム”という、緊急避難用の鋼鉄製の密室が設置されていた。新たな生活が始まるはずだったその夜、事件は起こった。3人の正体不明の男たちが、突如邸内に押し入ってきたのである。メグとサラは“パニック・ルーム”に逃げ込むが、男たちは邸内を破壊し尽くすと、2人が身を潜める“パニック・ルーム”へと魔の手を伸ばしてきた。侵入者たちの目的は?“パニック・ルーム”に隠された秘密とは?邸内に吹き荒れる殺意の嵐が、恐怖に怯え、逃げ隠れするだけだった母親の闘争本能に火をつける。密室の中、身体の異変を訴える娘を抱え、メグは"パニック・ルーム"を抜け出し、侵入者たちとの命懸けの対決に臨む。しかし予想外の出来事がさらに2人に襲いかかった・・・。
 極限状況下における心理戦、突如爆発する暴力、先の読めない展開が、見る者をスクリーンに釘付けにする!
  

カンヌ審査委員長を辞退!この新作に賭けたジョディ・フォスターの決意。
 主演は『羊たちの沈黙』以来のサスペンス映画出演となるジョディ・フォスター。この映画の出演依頼に先駆けて、01年のカンヌ映画祭の審査委員長をオファーされていたが、『セブン』を見て以来必ず仕事をしようと決めていたフィンチャーからの出演依頼は断れず、委員長役を辞退し、満を持してのフィンチャー作品初主演となった。今回の役柄は、初監督も務めた『リトルマン・テイト』以来の母親役であり、また私生活でも98年に1児の母となったジョディは、撮影中に第2子を妊娠中だったにもかかわらず、目を見張る集中力と緊迫感溢れる感情表現、そしてクライマックスでは激しいアクションにも挑戦し、見事フィンチャーの期待に応えた。
 共演には、『バード』『ゴースト・ドッグ』に主演、監督としても手腕を発揮している名優フォレスト・ウィテカー。本国ではミュージシャンとしても名高い『スリング・ブレイド』のドワイト・ヨーカム、『ファイト・クラブ』に続くフィンチャー作品出演となるジャレッド・レト。個性派の3人が、一触即発の侵入者を演じる。またジョディの娘役としてユニセックスな個性が印象的な新人、クリステン・スチュワートが抜擢されている。

  

現代最強のビジュアリスト、鬼才・フィンチャーの新たな挑戦。
 監督のデビッド・フィンチャーは、『セブン』『ゲーム』『ファイト・クラブ』にいたるまで、スタイリッシュな映像/音響造形に水際立ったセンスを発揮し、熱狂的な評価を集めてきた。その一方、作品的には賛否両論が激しく半ばする、センセーショナルな問題作と見なされてきたことも事実。しかし本作では一転、シンプルなプロットをストレートかつタイトに見せ切る、サスペンス映画の王道演出を披露。プロットを読んだフィンチャ―は、即座にヒッチコックの『裏窓』、そしてペキンパーの『わらの犬』を想起したという。デジタルを駆使したカメラ・ワークを用いて、限定された時空間にスリルとサスペンスを充満をさせ、クライマックスに向かって息つく間もない直線的なストーリー・テリングに新境地を切り開いた。
 脚本の『ジュラシック・パーク』『ミッション:インポッシブル』、最新作『スパイダーマン』が話題のデビッド・コープは、今回製作も兼任。現場スタッフには『セブン』の撮影監督、ダリウス・コンディ以下、これまでのフィンチャー作品に参加してきたベテランが再結集。フィンチャーとのコンビも3作目を数える音楽のハワード・ショアは、オープニングでバーナード・ハーマンばりのテーマ曲を響かせている。製作は『8mm』のギャビン・ポロンとジュディ・ホフランドのコンビ、そしてフィンチャーの盟友、シーアン・チャフィン。

 

ジョディ・フォスター
 1962年11月19日、ロサンゼルス出身。3才でTVCM"コパートーン・ガール"として登場し、キャリアをスタートさせた。TV番組にレギュラー出演した後、8歳の時に出演した"Napoleon and Samantha"(72)で劇場用映画にデビュー。広く評価され世界中の注目を集めた作品は、『アリスの恋』(74)と世間ずれしたティーンエージャーを演じた『タクシー・ドライバー』(76)だった。同作でアカデミー賞に初めてノミネートされた他、全米批評家協会とロサンゼルス批評家協会から賞を授与された。またBAFTAでは『タクシー・ドライバー』で助演女優賞、『ダウンタウン物語』で新人賞を受賞し、同じ年に複数の賞を受賞した唯一のアメリカ人女優となった。76年には『ダウンタウン物語』『別れのこだま』『白い家の少女』と『タクシー・ドライバー』の4つの映画に出演し、これらはすべてカンヌ映画祭に出品された。以後『フリーキー・フライデー』(77)、『フォクシー・レディ』(80)『ホテル・ニューハンプシャー』『他人の血』(1984)、『シエスタ』(87)、『君がいた夏』『ファイブ・コーナーズ 危険な天使たち』(88)などに出演。84年にはエール大学を優秀な成績で卒業し、文学の学士号を取得した。88年、レイプの被害者を演じた『告発の行方』、そしてFBI捜査官クラリス・スターリングを演じた『羊たちの沈黙』(91)で2度のアカデミー賞主演女優賞に輝いている。91年には主役も兼ねた『リトルマン・テイト』で監督デビューを果たした。92年、制作会社エッグ・ピクチャーズを設立。同社が制作した作品は、再びアカデミー主演女優賞にノミネートされた『ネル』(94)、製作も兼ねた2作目の監督作『ホーム・フォー・ザ・ホリデー』(95)がある。その他出演作品は、『ハートに火をつけて』『バックトラック』(89)『ウディ・アレンの影と霧』(92)、『ジャック・サマースビー』(93)、『マーヴェリック』(94)、『コンタクト』(97)、『アンナと王様』(99)がある。次回作は、製作も手掛けた"The Dangerous Lives of Altar Boys"で、02年6月にシンク・フィルムスから配給される。私生活では98年に生まれたチャールズと、01年、本作撮影中に生まれたキットの2児の母でもある。

   

公開映画館

オフィシャルWEBSITE
http://www.panicroom.jp
 
  
   
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