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オーシャンズ11
(原題)OCEAN'S ELEVEN
2002年2月2日公開
上映時間117分
2001/米国/ワーナー・ブラザース
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<スティーブン・ソダーバーグ監督>
アカデミー賞の歴史始まって以来、同じ年に2本の映画で作品賞と監督賞の候補に上ったソダーバーグ。その2作、『エリン・ブロコビッチ』『トラフィック』に続いて彼が監督したのが本作「オーシャンズ11」だ。最初に脚本を読んだ時の感想をソダーバーグはこう語っている。
「テッドの脚本を読んだ時、ものすごく興奮したけど、同時にすごく恐ろしかった。 エンターテインメントとして文句がつけられないほど完璧に仕上がっていたからね。
観客が求める映画の醍醐味がそこにあった。一流のスターが勢揃いして、派手な犯罪を繰り広げるんだから。スケールが非常に大きかったことも恐ろしかった。こんな大作を本当に手がけられるのかと自分に問いかけたよ。今までやってきた映画スタイルとは全く違うものを要求されるわけだから、僕自身も勉強し直さなくてはと思ったほどだ」
もしもカメラワークを主にした映画づくりなら、それほど悩まなかっただろうとソ ダーバーグは言う。
「この作品は、今までの撮影スタイルとは全く違うやり方で撮らなければならなかった。『トラフィック』とは正反対で、撮影の前にたくさんのシーンをきっちり構築し、構図やアングルにこだわってセットや登場人物を完璧なまでに配置する必要が
あったんだ。そういった映画づくりに秀でている監督の作品を見て情報を仕入れ、テ クニックを学んだよ」
ソダーバーグの最も好きな映画は『ジョーズ』だという。まさに娯楽映画の王道をいく典型的なエンターテインメントだからだ。
「徹底的に楽しめる映画を完璧に作り上げ、何の疑問も議論も生じない。そんな映画 を作り上げるのが僕の夢なんだ。『オーシャンズ11』はまさにそんな映画だと思えたから、最初から最後まで楽しくてたまらなかった。身も心も映画に奪われ、観客が絶
対に見たことを後悔しない映画にしようと思った」
ソダーバーグは撮影するにあたって次のように明言している。
「単にオリジナル作品のリメイクではなく、エンターテイメントとして最高のものを作り出したかった。これは単なるスターの顔見世を目的としたオール・スター映画 じゃないんだ。 キャストは全員が非常に優れた俳優であり、単に二枚目スターや美人スターを集めてその名前と顔だけで売るような映画では決してない」
この作品はスティーブン・ソダーバーグ監督の名声と手腕に敬意を表し、大勢の優秀な俳優が彼の元にかけつけて協力を申し出たもので、完全にアンサンブル・キャストで構成されている。
そのため、どんな大スターであろうと大勢のチームの一員で同等の俳優として扱われる作品となった。
ジュリア・ロバーツは語る。「ただ一緒にいるだけで楽しい人たちなら大勢いるわ。でもその人たちに何の才能もないとしたら、私はただ彼らと一緒に食事をするだけ。仕事はしない。ソダーバーグ監督だから、出演することに決めたの」
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(1/22公開「オーシャンズ12」の前作)
出演者:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン
アンディ・ガルシア、ジュリア・ロバーツ
発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
定価(税込):\1,575
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『トラフィック』は、監督賞と同時に編集賞(スティーブン・ミリオン)、助演男優賞(ベニチオ・デル・トロ)、脚本賞(スティーブン・ガーハン)を受賞。
また『エ リン・ブロコビッチ』は、ジュリア・ロバーツが見事最優秀主演女優賞を獲得、助演男優(アルバート・フィニー)、オリジナル脚色賞(スザンナ・グラント)を受賞、と昨年はまさに「アカデミーの年」だったスティーブン・ソダーバーグ。
この「オー シャンズ11」は11本目の監督作品となる。
ジョージア州に生まれ、主にルイジアナ州バトン・ルージュで育ったソダーバーグは13歳の時から映画を撮りはじめた。高校卒業と同時に、ロサンゼルスに移りフリーの編集者として働いた。その後、バトン・ルージュに戻り短編映画の製作、脚本の執筆方法を学んだ。
こうしてロック・グループ、イエスのドキュメンタリー調フィルムを手がけて、イエスから長尺でコンサート・フィルムの監督をしないかと依頼を受けた。その映画こそ『9012LIVE』だ。同フィルムは1986年のグラミー賞長編音楽ビデオ部門のノミネートを受けた。
その後2年間、テスト用に数多くの映画脚本を執筆した後、ソダーバーグは『セックスと嘘とビデオテープ』の脚本を書き上げた。自らの脚本によるこの映画は1989年の1月にサンダンス映画祭でプレミア上映され、その4ヶ月後、カンヌ映画祭で見事最優秀作品に与えられるパルム・ドールを獲得した。
その後、フランツ・カフカの生涯を、彼の書簡やフィクションを交えて描いた『カフカ/迷宮の悪夢』(1991)を経て、『わが街セントルイス』を製作。1993年に公開されたこの映画は、プレミア誌批評家の年間ベスト5の中に選出される程の絶
賛を浴びた。
1995年には『蒼い記憶』、1997年『スキゾポリス』『グレイズ・アナトミー』を発表した。
1998年にはジョージ・クルーニー、ジェニファー・ロペス主演のセクシーな犯罪アクション・ドラマ『アウト・オブ・サイト』が公開され、1998年のプレミア誌批評家の年間ベスト3に選ばれた。
また全米批評家連盟は、『アウト・オブ・サイト』に監督賞、作品賞、脚色賞(スコット・フランク)の主要3部門で優秀賞を授与し、更にボストン批評家連盟からは、作品賞、脚色賞を獲得した。加えて『アウト・オブ・サイト』はアカデミー賞の脚色賞(フランク)と編集賞(アン・V・コーテス)のノミネートを受けている。
1999年にはテレンス・スタンプ、ピーター・フォンダ、レスリー・アン・ウォーレン主演のアクション映画『イギリスから来た男』を公開。この映画はインディペンデント・スピリット賞の作品賞、男優主演賞(スタンプ)、男優助演賞(ルイス・ガスマン)、監督賞、脚本賞(レム・ドブス)の5部門のノミネートを受けた。
監督としてのクレジットの他に、ソダーバーグは、グレッグ・モットーラ監督の『デイ・トリッパー』(1997未公開)とゲイリー・ロス監督の『カラー・オブ・ハート』(1998)では製作者に名前を連ね、同時にデビッド・シーゲルとスコット・マクギヒー監督の『Sature』(1994)では製作総指揮を手がけ、ユアン・マクレガー、パトリシア・アークェット主演、オーレ・ボーネダール監督のスリラー『ナイト・ウォッチ』(1996)では脚本の共同執筆を担当した。
1999年に、ソダーバーグ監督はジョージ・クルーニーと、ワーナー・ブラザース映画社内に、セクション・エイトという映画製作会社を設立。現在アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ兄弟の監督・脚本による『Welcome
to Collinwood』を製作中である。
この映画のアンサンブル・キャストには、ウィリアム・H・メイシー、イザイア・ワシントン、ルイス・ガスマン、ジェニファー・エスポジト、サム・ロックウェルそしてジョージ・クルーニーと演技派俳優が参加している。
ソダバーグ、クルーニー・チームは同時にクリストファー・ノーラン監督の『Insomnia』の製作総指揮を担当している他、トッド・ハインズ監督・脚本で、アル・パチーノ、ロビン・ウィリアムズ、ヒラリー・スワンク主演の『Far
From Heaven』の製作を進行中である。
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| 公開映画館 |
| オフィシャルWEBSITE |
| http://www.oceans11.jp/ |
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