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陽だまりのグラウンド
(原題)HARD BALL

2002年4月20日公開
上映時間1時間46分
2001/米国/ギャガ・ヒューマックス/松竹共同配給
(写真をクリックすると拡大します)
(C)2001 PARAMOUNT PICTURES.ALL RIGHTS RESERVED.
監督:ブライアン・ロビンス
脚本:ジョン・ゲイティンス
野球コーディネーター:マーク・エリス
原作本:ダニエル・コイル
  
(出 演)
キアヌ・リーブス
ダイアン・レイン
ジョン・ホークス
D・B・スウィーニー
マイク・マッグローン
エリージャ・ブリム
A・デロン・エリス・ジュニア
ジュリアン・グリフィス
ブライアン・ハーン
マイケル・B・ジョーダン
クリストファー・ロフトン
サミー・ソーサ(本人の役で出演)
原作:竹書房文庫
サントラ:ソニー レコーズ インターナショナル
僕は、野球を教えた。子供達は、僕に人生を教えてくれた。
全米2週連続No.1を記録。
疲れた心を温かい涙で癒す最高の感動作。
<STORY
 コナー・オニール(キアヌ・リーブス)は、スポーツのギャンブルにのめりこんで人生を踏みあやまった男。今日、地元シカゴ・ブルズとミルウォーキーのバスケ試合に賭けてボロ負けした彼は、総額1万1千ドルの借金を作ったうえ、バーで大暴れしたことから留置所にぶちこまれてしまう。
 親友ティッキーに保釈金を払ってもらい、留置所から出たコナーを待ちうけていたのは、執拗な借金の取り立てだった。6千ドルの借りを週毎の分割払いにすることで話をつけた彼は、保険会社でエリートの道を歩む幼なじみのジミーを訪ね、恥を忍んで借金を申し込む。そこでジミーが持ち出したのは、週500ドルで少年野球チーム<キカンバス>のコーチをする話。子供など相手にしたことのないコナーだったが、切羽詰った彼には他に選択の余地がなかった。
 翌日から、さっそくコナーのコーチ稼業が始まった。最初の仕事は、宿題を提出しないせいで野球を禁じられている2人の少年を、チームに復帰させてくれと学校へ頼みに行くこと。相手の教師エリザベス(ダイアン・レイン)は予想外にチャーミングな女性だったが、コナーは彼女から、少年たちの勉強を見る役目を負わされてしまう。さらに、コナーが自分の責任を自覚せざるをえない事件が起こった。選手のひとりジェファソンが、練習の帰りに暴漢に襲われたのだ。以来、選手たちを車で送り届けることになったコナーは、低所得者住宅で生活する子供たちにとって、時に悲惨とも言えるその生活から一時でも脱け出せる野球が、どれほどかけがえのない楽しみであるかを知る。
 いよいよ試合が始まった。初戦は16対1で惨敗だったが、ヘッドホン・ステレオを片時も離さず聞いているマイルスをマウンドに送り込んだ2戦目から、キカンバスは連戦連勝を重ねる。しかし、その常勝ムードに横槍が入る。強豪ブーワスのコーチ、マットが、生年月日をごまかしてリーグに参加していたジャマルと、ヘッドホン・ステレオをつけたまま投球するマイルスに難癖をつけてきたのだ。抗議に立ったコナーは、子供たちもいる中で、「どうせこの試合を最後にオレはやめる」と口走ってしまう。実は、この日、コナーは、すべての借金をチャラにするほどの大金をブルズの試合に賭けていて、勝っても負けても街を出て行くつもりだったのだ。そうとは知らないキカンバスのメンバーは、コナーの辞任発言にすっかり意気消沈。ブーワスに大敗してしまう。
 その夜、固唾を飲んでブルズの試合中継をみつめるコナーに、運命の女神が微笑んだ。1万2千ドルの賭けに勝ったのだ。これを元手に次の試合に賭ければ、さらに大きく稼げる。夢を膨らませるコナーだったが、同時に彼の心には、「本当にそれでいいのか?」という疑問が芽生え始める。
 次の練習の日、後ろ髪をひかれる思いにかられたコナーの足は、自然とグラウンドに向いていた。「道具を届けに来ただけだ」と言うコナーに、「早く行っちまえ」と強がる子供たち。だが、その言葉の裏側に、自分たちを見捨てないでくれという必死の願いを感じ取ったコナーは、心が真っ二つに引き裂かれるのを感じる。この子たちのために、今までの生き方を捨てるのか?
 激しい葛藤の末、子供たちの元へ駆け戻った彼は、全員を車に乗せ、プロの交流試合が行われる球場に向った。プロ野球など見たことのない子供たちが、サミー・ソーサの姿に目を輝かせるのを見て、自分の進むべき道を確信するコナー。今や分かちがたい絆で結ばれた彼と子供たち。しかし、一丸となったチームの前には悲しい事件が待ち受けていた・・・。

ブライアン・ロビンス(監督・製作)
1966年11月22日生まれ。'82年から俳優のキャリアをスタートさせ、ABCのヒット・コメディ「Head of the Class」('86)では5シーズンに渡って主役をつとめた。'88年には『セラーデュエラー』で映画デビューも果たす。'95年、監督とプロデュースを兼ねたコンサート・ドキュメンタリー『The Show』を発表。同年には、野球選手ハンク・アーロンの伝記ドキュメンタリー『Hank Aaron: Chasing the Dream』の製作も手がけ、オスカーのドキュメンタリー賞候補になった。劇映画の監督デビュー作は、'97年の『Good Burger』。続く『バーシティ・ブルース』('99)が全米No.1になり、ヒットメーカーの仲間入りを果たした。TVシリーズ「Sports Theater with Shaquille O'Neal」では、アメリカ監督協会の子供向け番組の監督賞を受賞している。

マーク・エリス(野球コーディネーター)
カナディアン・フットボール・リーグでワイドレシーバーとして活躍したのち、サウス・カロライナ州でバーを経営。フットボール・コーディネーターのアラン・グラフの依頼で、『ザ・エージェント』('96)『エニイ・ギブン・サンデー』('99)に参加。ロビンス監督の『バーシティ・ブルース』('99)でもフットボール・コディーネーターをつとめ、『リプレイスメント』(2000)ではキアヌ・リーブスのトレーニングを担当した。野球コーディネーターとしては、『Summer Catch』(2001)を手がけている。

キアヌ・リーブス (コナー・オニール役)
チャイニーズの血を引くエキゾチックな美貌の持ち主でありながら、あえてクセのある役柄に挑戦し、役者としての幅を広げているキアヌ。本作は、彼初のストレートなヒューマンドラマ。成熟した演技で人々に深い感動を与えた作品として、15年におよぶキャリアの代表作と呼べる1本になるだろう。
1964年9月2日、ベイルートのレバノン生まれ。カナダのトロントで暮していたローティーンのころ、演出家の義父の影響で芝居に興味を持ち、演技のクラスに参加する。芸術高校を1年で中退し、アルバイトをしながらTVに出演。カナダ作品の『ドリーム・トゥ・ビリーヴ』で映画デビューした。LAに移ったのは20歳の時。8ヵ月後、青春映画のカルト作として名高い『リバース・エッジ』のマット役を獲得し、批評家から注目を浴びる。その後は、青春映画やアンサンブル・ドラマで個性を光らせ、『ハートブルー』で初のアクションに挑戦。『マイ・プライベート・アイダホ』で人気を定着させ、『スピード』で大ブレイク。以降、インディーズ作とメジャー作品にバランスよく出演しながら、『マトリックス』を大ヒットに導いた。新作は、2本同時に撮影されている『マトリックス』の続編。自らのバンド、“ドッグスター”のベーシストとしても活躍中だ。
    
公開映画館 
オフィシャルWEBSITE
http://www.hidamari-ground.com/
 
  
   
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