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「もう囚人は飽き飽きだ。庭師になろうぜ!」
高い塀も鉄条網も監視カメラもない、自由な規律のエッジフィールド更生刑務所に、人生を諦めたひとりの男、コリン・ブリッグスが移送されてきた。
ある日、ハッジ刑務所長は、コリンに、庭造りを命令する。所長が名指した仲間は、およそ園芸などガラじゃない野蛮な大男ロウ、女好きのお調子者トニー、純情なジミー、そして風変わりな老人ファーガス。「無理だ」と投げ出すコリンに、ファーガスが悪戯っぽく言う。「もう囚人は飽き飽きだ。庭師になろうぜ!」 "囚人庭師チーム"が誕生した。
コリンは、ガーデニングによって命を育てる喜びを初めて知る。 なんと彼には天才庭師(greenfingers)の素質があったのだ。
そんなとき、あろうことか、女王陛下も鑑賞するという"ハンプトン・コート・パレス・フラワーショウ"出場の話が舞い込んできた。こうして"囚人庭師チー
ム"は、前代未聞の大きな挑戦をすることになるのだが…。
「フル・モンティ」「ブラス!」に続く、HAPPYで愛すべきイギリス映画の誕生!
この奇想天外な物語は本当にあった話がもとになっている。プロデューサーのトラビス・スウォーズは、ニューヨーク・タイムズの記事を読み、本作のアイディアを思いついたという。それは、『英国でベルフラワーを育てる自由』(by
ポーラ・デイツ 1998年)という、イギリスの囚人達が行っているガーデニングについての記事だった。そして、脚本兼監督のジョエル・ハーシュマンは、美しく繊細な一輪の花と、無骨な男達という、対照的な二つのイメージをモチーフに、この笑いと感動に溢れた、救いと再生のヒューマン・ドラマを作り上げた。
主役のコリンには「ベント/堕ちた饗宴」(97)のクライヴ・オーウェン、ガーデニング専門家ジョージナに、「英国万歳!」(94)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた実力派ヘレン・ミレン、老囚人ファーガスに「ウェイクアップ!ネッド」(98)のデビッド・ケリーと、存在感あるキャストが揃う。
製作総指揮に「スリング・ブレイド」(96年アカデミー賞脚色賞) を手掛けたダニエル・J・ビクター、編集に「アメリカン・ビューティー」(99)でアカデミー
賞候補となったタリク・アンウォー他、一流のスタッフ陣が作るこの映画を、スティング、U2、ブルース・スプリングスティーンらの曲が、より魅惑的なものにしている。
そして、忘れてはならないのが、劇中コリン達が作る庭の美しさだ。それは、いわばもうひとりの主役でもある。
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