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(物語)
高校三年生の主人公・藤原拓海の愛車は俗にそのエンジン形式AE86から“ハチロク”と呼ばれるトヨタ・スプリンタートレノ。10年以上昔の、決して高級車でもなく、特別な装備のある車でもない。しかし、拓海の天才的なドライビングテクニックにより、ハチロクは最新型のライバル車を凌駕するスピードで峠を駆け抜ける。その爽快感と、数々のライバルとのバトルの中でドライブテクニックだけでなく人間的にも成長を遂げる拓海の姿が多くの若者を虜にして放さない。
物語は季節が夏から秋へと移り、誰もが新たな旅立ちを意識するころから始まる。渉のハチロクターボとバトルを終えたばかりの拓海は、チューンナップされたハチロクへの信頼とメカへの興味を持ち始めていた。
そんな折、拓海の前に赤城レッドザンズの高橋涼介が現われた。涼介が構想する全国制覇のための県外遠征チームへの拓海の参加を申し込んできたのだ。尊敬する涼介の誘いに拓海は心を動かされるが、涼介のチームに入る前に拓海にはやらなければいけないことがあった。拓海が胸に秘めた、そのやらなければならないこととは・・・。
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