(物語)
21世紀対応のニュー・ヒーロー、ニール・ショウを演 じるのは、黒人スターのカリスマとして日本でも人気の 高いウエズリー・スナイプス。デンゼル・ワシントン、ウィル・スミス、サミュエル・L・ジャクソンなど居並
ぶライバルの中から、アクション感度、ヒーロー適性度 では群を抜いていることは近年の当たり役となったヒット作「ブレイド」でも証明されている。またアクション ものも“スナイプス”ブランドは「パッセンジャー57」
「マネー・トレイン」「ドロップ・ゾーン」「ホワイトハウスの陰謀」と快作を連発し、ファンを喜ばせてきた 実績を、製作兼任で張り切る本作に思いきりぶつけてい る。また得意のマーシャル・アーツの妙技も披露し、デジタル感覚では決して味わえない、生身の、エモーショ
ナルな魅力を発散している。「ブレイド」に続くスナイ プスの当たり役になることは間違いなし。こちらも早くもシリーズ化の噂もあるほど、アメリカで大ヒットした。
共演陣が、作品のクオリティーを証明するかのように これまた豪華メンバー。まず往年の「M★A★S★H」から新作「スペースカウボーイ」まで一筋縄ではいかな
いクセ者俳優として異彩を放つ歴戦の猛者ドナルド・サ ザーランド。続いて「レイズ・ザ・タイタニック」「危険な情事」「パトリオット・ゲーム」などの美人女優ア ン・アーチャー。さらに「ターミネーター」「アビス」
「ネービー・シールズ」などの二枚目俳優マイケル・ビーン。彼らはいずれも悪役も出来る実力派だけに、二重 三重の仮面を匂わせるキャラクターとして、観る者を心 地よい錯綜へと誘う。そして、ニュー・ヒロインとして、
ウェズリー・スナイプスとからむオリエンタル・ビューティーに「NYPD15分署」でチョウ・ユンファの相手役で話題になったマリエ・マチコが抜擢され、華やかな魅力をふりまいている。ほかにも、「ラスト・エンペラ
ー」やスナイプスと共演した「ライジング・サン」など で知られる日系俳優カリー・ヒロユキ・タガワ、「マスク・オブ・ゾロ」などのモーリー・チャイキンなどが強 烈な演技でガッチリと脇を固め、『俳優の魅力が映画の魅力』という“役者の美学”を極めている。
監督は「スキャナーズ2」「同・3」「アサインメン ト」「スクリーマーズ」などで、巧みな語り口とステデ ィカムを生かしたカメラワークで定評のあるカナダ出身の才人クリスチャン・デュゲイ。製作は「ピースキーパ
ー」「氷の接吻」などのニコラス・クレメント、製作総 指揮は「フリー・マネー」などのエリー・サマハ、撮影はテレビ界の新鋭ピエール・ギル、作曲は「アサインメ ント」「スクリーマーズ」でもデュゲイ監督と組んだノ
ーマンド・コーベイル、原案・脚本は「ホワイトハウスの陰謀」などのウエイン・ビーチが新進気鋭のサイモン ・デビッド・バリーと共同で書き上げた。彼らの仕事は まさに“プロの美学”と呼ぶにふさわしい!