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(ストーリー)
テキサス、サン・アントニオ。屋根の崩れ落ちた古い教会や修道院からなるアラモ砦。数台の大砲によって要塞化したこの砦を占領していたメキシコ軍を、テキサス軍は攻撃し、1835年12月、町から撤退させることに成功した。
テキサス州議会との戦略の相違からテキサス軍司令長官の位を剥奪されたヒューストン将軍(デニス・クエイド)は、サン・アントニオに赴く義勇兵のジム・ボウイ(ジェイソン・パトリック)に願いを託す。「アラモ砦にこもるな。開けた戦場で戦わなければ負ける。アラモを爆破して大砲を持ち帰ると約束してくれ」
だが、亡きメキシコ人妻との思い出の地であるアラモを爆破すことはできそうもないとボウイには思えた。
トラヴィス中佐(パトリック・ウィルソン)がサン・アントニオに到着し、アラモ砦を守る指揮官に任命された。彼は、酒をあおるボウイに向かい、「アラモの爆破と大砲のために派遣されたのか」と問いつめる。若すぎる上に規律に厳しい彼は、皆から冷笑で迎えられる。リーダーとして民間兵の信頼を得ているのは明らかにボウイの方だった。
デイヴィ・クロケットの一団がテネシーからやって来た。伝説の英雄がテキサスに味方した事を喜ぶ兵士達。だが、クロケットは、かつてヒューストンから打ち明けられたテキサス共和国建設の夢に、政治的野心をくすぐられてもいた。
敗退したばかりのメキシコ軍が冬山を越えて襲来することはない、との予想を裏切り、西のナポレオンを公言するサンタ・アナ将軍(エミリオ・エチェバリア)自ら率いるメキシコの大軍は、既に北進を開始していた。
1836年2月23日、数千の軍勢が町に到達した。逃げまどう住民達。トラヴィスは、集結した150名の兵士をアラモ砦に移動させ、住民達を砦の教会に避難させる。町に残ったメキシコ系住民達は、サンタアナの行軍にスペイン語で歓声を上げる。それは彼らの生き残る術だった。メキシコ軍は町を占領し、アラモ砦を包囲した。
無条件降伏」を要求するサンタアナ軍に対し、トラヴィスはこれを真っ向から拒否。
戦う姿勢を崩さない一方で、ヒューストンへ援軍を求める書状をセギン大尉(ジョルディ・モリャ)に託し、良き返答を心待ちにしていた。しかしヒューストンは、「兵力がそろうまでは、アラモへ出兵しない」との苦渋の決断を下す。待てども来ない援軍に、アラモの兵士達の志気は落ち、疲労と困惑はピークに達していた。
過酷な状況のなか、トラヴィスは援軍は来ないことを彼らに伝える。
「降伏したい者にはそれを許す。しかし自分は負傷したものを見捨てることはできない・・・。」
誰一人として、アラモ砦を立ち去ろうとはしなかった。
そして、1836年3月6日。戦いが始まって13日目を迎えるその日の明け方。愛するものを守るために立ち上がった彼らの最期の戦いが、始まろうとしていた・・・。
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