「スレイヤーズぷれみあむ」初日舞台挨拶・全文紹介
(司会者)
さっそく、大月さんからご挨拶をお願いします。
(大月俊倫エグゼクティブ・プロデューサー)
みなさん、おはようございます。
(会場)おはようー!!
(大月俊倫エグゼクティブ・プロデューサー)
朝早くからこんなに沢山のお客さんに来ていただいて大感激です。
今、観終ったばかりだと思うんですけど、「スレイヤーズ」面白かったひとー?
(会場)はーい!!
(大月俊倫エグゼクティブ・プロデューサー)
ありがとうございます。
これで、通算5話目になるんですけど、みんなそれぞれに素晴らしかったんですけど、今回は監督に「セーラームーン」とか「おじゃまドレミ」の佐藤順一監督をお招きして、かつ、ハルフィルムメーカーという水準の高いフィルムを使っていただけるスタジオにお願いして、30分という短い作品ですが、本当に無駄のないしっかりしたものができたとおもいますので、全編、絵コンテを渡されて笑い続けてやりました。
アフレコでも笑っちゃって仕事になんないような感じになりました。これも一重に佐藤さんとあらいずみさんの努力だという感じがします。
もし今日観て、おもしろかったと思った方は、年内にもう一度観て頂いて、年が明けたらもう一回観ていただいて・・・
(会場)笑い
(大月俊倫エグゼクティブ・プロデューサー)
お友達にも紹介してもらって、喜び、感激を皆さんに伝えていただければ製作した者としてはこんな喜びはありません。
出来れば来年も「スレイヤーズ」を佐藤さんでやりたいと思いますので応援してください。
本当にこんなに沢山の方に来ていただいて感激です。ありがとうございました。
(司会者)
どうもありがとうございました。
では、林原めぐみさんお願いします。
(林原めぐみ)
ただいまー!!!!!
(会場)おかえりー!!!
(林原めぐみ)
はい、ありがとう。スクリーンに帰ってきました。
三年半ほど「Z・・・Z・・・」っと寝てて、冬なんだけどリナは大暴れってことで本当に久しぶりに、しかも念願のテレビシリーズメンバー。フルメンバーで参加できて本当に嬉しいです。やっぱり、ね、今、「ビデオだ」「DVDだ」「スカパーだ」って、すぐにいろんなところで観れますけども、劇場版は劇場で観て頂くのがやっぱり、私の中で「それこそスレイヤーズ」っていうのがあるので、今日みんな久しぶりに観てもらえて嬉しいです。
まだ何発もぶちまけるだけの力が残っていますので、是非、是非、また足を運んで頂いて、何かにつなげていただければなと思います。今日はどうもありがとう!
立ち見の人や床に座ってる人はお尻痛いかもしれないけど、ありがとう!
(司会者)
それでは、松本保典さんです。
(松本保典)
劇場版でははじめまして。
ずっと映画のほうにも出られたらいいねとか、いろいろ暴れたいねとか言ってたんですけれども、言ってみるもんです。思いはいつか叶う。
みなさんも年の瀬に、この良い話しを是非胸に秘めて、新しい年をむかえて欲しいなと思っています。
本当にありがとうございました。
(司会者)
では、佐藤監督です。
(佐藤順一監督)
みなさん、どうもおはようございます。
僕はスレイヤーズは作品自体は知ってたんですけどあんまりよく知らなくて、今回初挑戦で、原作からこれまでに作られたアニメから、勉強することから始めたんで、もしかしたら、この劇場の中でスレイヤーズ歴が一番浅いかもしれないってくらいなんで、一番怖かったのが観た人の反応なんですけど、今、面白かったと言ってもらえたんでホッとすることができました。どうもありがとうございます。
(司会者)
今日、会場を見ますと、今までのスレイヤーズファンよりも若い方も入っておられますけど、「スレイヤーズ」これで五作目なんですけど、「スレイヤーズ」にかける思いとかは大月さんのほうであるんでしょうか。
(大月俊倫エグゼクティブ・プロデューサー)
そうですね、さっき松本さんも言ってたんですけど、私は同時にテレビの方もやってまして、自分のこの六・七年の思い出が本当に一作一作に詰まっているなっていう感じがあって、テレビの方も大変な人気があって、テレビのキャストで本当に映画に出たいねって真面目に言ってて、今回もアフレコやったんですけど、同窓会みたいで和やかで、こういうのを何年もやっているとチームワークって本当に素敵だなぁって思って、本当によかったと思います。
本当にそれに対応するようにフィルムの方も絵も綺麗だし、本当に何回観ても飽きないようにできたと思います。本当にスタッフ・キャスト共々感謝です。
(司会者)
今回初めてテレビ版の方のガウリイを映画化させたのは、何か理由があるのでしょうか?
(大月俊倫エグゼクティブ・プロデューサー)
角川の社長にそうしろって言われたので・・・
(会場)笑い
(司会者)
意外と簡単にそういうのって決まっちゃうんですね。
佐藤監督を起用された理由とかは?
(大月俊倫エグゼクティブ・プロデューサー)
ずっと深く長く、実は「エヴァンゲリオン」の頃から佐藤さんとは一緒に仕事をしてきて。付き合いは長かったんですけど、二人でパッと目立つことはやってなくて。そういう長年の結集という意味でも決定版を今回やりましょうって形で、今回参加してもらうことになりました。
(佐藤順一監督)
大月さん、すごくいつもとテンションが違うんで話し難いんですよね。
(大月俊倫エグゼクティブ・プロデューサー)
僕、さっきも話してたんだけど、イベントとか、こういう舞台挨拶とかの前にバスの中とか楽屋とかでずっとベラベラ喋ってるんですよね。それで、ここに上がってきたときに、もう疲れてるんですよ。
(会場)笑い
(大月俊倫エグゼクティブ・プロデューサー)
すみません。ごめんなさい。
(司会者)
いえいえ、いいんですよ。
さっき伺ったんですけど、年末暇なんで、度々劇場に来て、舞台挨拶したいって言ってたんで・・・
(大月俊倫エグゼクティブ・プロデューサー)
これだけお客さん来てくれるんでしたら、毎日でも顔出しますんで・・・。
(司会者)
ちなみに、大月さんファンの方!
(会場)はーい!
(大月俊倫エグゼクティブ・プロデューサー)
舞台挨拶ちょっと辛いかな。これだと十人くらい・・・
(会場)笑い
(司会者)
どうもありがとうございました。
林原さんも三年ぶりですが、久しぶりに集まったスレイヤーズ・メンバーどうですか?
(林原めぐみ)
うーん、みんなも学校を卒業して、例えば六年生を卒業して中学生になってでも社会人になってでも、ふと昔の友達に会って先生の話したときに、「そうだよね、あの先生、超やだったよね」とか、「科学の時、みんな寝てたよね」とか、パッとその時に自分がフッと戻っちゃう感覚って分かると思うんですけど、まさにそれで、三年会ってなかったら「あー!元気?リナ」みたいな感じで、「何、あんたまた私の声やんの。よかったね、キャスト変わんなくて」みたいな。
これは冗談半分、緑川くんと他のスタジオで会ったときに、「なんかやるみたいじゃん」って言ったら、「よかったですね、誰もキャスト変わんなくて」って。「冗談じゃないわよ、変えられてたまるもんですか」とか言いながら、でも全然違和感なく楽しくやっていました。
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