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<舞台挨拶 千年の恋 ひかる源氏物語>
(司会者)
第14回東京国際映画祭・特別招待作品にようこそお越しくださいました。
さっそくスペシャルゲストをお迎えしましょう!
・・・ 堀川とんこう監督、吉永小百合、天海祐希、高島礼子、常盤貴子、かたせ梨乃、細川ふみえ、中山忍、風間トオルが登場 ・・・
(司会者)
それでは、堀川とんこう監督からご挨拶をお願いします。
(堀川とんこう監督)
「源氏物語」は今までに映画やテレビで何度も映像化されています。
そのどれもが、「源氏物語」という私たち日本人にとって一大文学である大古典を、要約したいという欲望から自由になれなかったと、過去の「源氏物語」を見て思っていました。
それは、古典としては評価が非常に高いという事と、もう一つは細工が非常に面白く、そのために要約したいという欲望から自由になれなかったのだと思います。
その点、今回の早坂脚本は実に大胆に要約することを切り捨てて、非常に鋭い切り口で新しい「源氏物語解釈」というのを示してると思います。
そのことが、私にとっては非常に仕事として面白かった点でもありますし、「源氏物語」という大作を前にして呆然としないで済んだと、正直に申し上げるとそんな気がします。
私はテレビで作品を作っておりましたが、この作品を大作に仕上げたのはここに並んでいらっしゃる豪華なキャストと、豪華なスタッフでありまして、私はもっぱらテレビでやってきたように小さい仕事をしただけです。豪華なキャストとスタッフの皆さんに感謝したいと思います。ありがとうございました。
(司会者)
ありがとうございました。
それでは、その豪華なキャストをご紹介しましょう。
紫式部役の吉永小百合さんです。
(吉永小百合)
ようこそいらっしゃいました。
先週の10月24日にハリウッドのエル・キャピタン劇場で、この映画のワールドプレミア上映会が行われました。私も生まれて初めてのことで、大変緊張しましたし、とても光栄に思っております。
そしてまた、今日、オーチャード・ホールの東京国際映画祭で上映されて、大変嬉しゅうございます。
長いこと俳優の仕事をしておりましたけど、まさか千年前の天才、紫式部という役をやれるとは思っていませんでした。とても難しくて、資料を読んでも分からないことだらけでしたが、一生懸命に一人の女性として演じたつもりです。
今でももうちょっと、「あのシーンはこうやって演じればよかったな」なんて思ったりもしておりますが、これだけの素晴らしい出演者の皆さんが素晴らしい演技をしてくださって、映画自体は大変面白いものに仕上がってると思いますので、今日はこの映画をじっくりとお楽しみいただきたいと思います。ありがとうございました。
(司会者)
ありがとうございました。
続いて光源氏役、天海祐希さんです。
(天海祐希)
本日はこんなに沢山の方に来ていただけて、とても幸せに思っております。
6年ぶりの男役ということで、もう二度とやらないつもりだったんですが、このように私をと呼んでくださって光栄に思っています。
平安時代の素晴らしいスーパースターである光源氏を演じるに当たって、とても期待と不安が入り混じった複雑な思いでしたが、それはここにいらっしゃる監督をはじめ、共演者の皆さん、素晴らしいスタッフの皆さんに支えられてがんばることができたと思っています。
できれば、光源氏をやっているのが女性であるという思いをかなぐり捨てて見ていただければいいなと思っています。沢山の方に見ていただきたいと心から願っています。
今日はひとときでも、素晴らしい王朝時代に皆さんを引き込んでいけたらいいなと思っています。どうぞその時代に浸ってください。どうもありがとうございました。
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