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(質問7)
夫役のラッセル・クロウさんは実際に誘拐にあったトム・ハーグローブさんに役作りでインタビューをしたり、メールの交換をしたと聞いているのですが、メグさんはその方の奥さんに取材したりしましたか?
(メグ・ライアン)
奥様と話をしました。ご一家はみなさん撮影に協力的で、息子さんは撮影の手伝いもしてくれました。
もちろん、これは原作があるのですが、誘拐と身代金の活動自体はリサーチの方法があるのですが、実際に被害に遭われた家族の方と話をするのは非常に難しいことでした。こういう目にあった方は、いまだに苦しみを引きずっていて、話すのは心に痛みを感じるので忌憚(きたん)なく話す方がいません。
一番の基本になったのは、原作者の方の経験を描いたのが核なのですが、その記事を書いたジャーナリストの方は、誘拐をして身代金を取るという犯罪は人間の犯罪の中で一番辛い犯罪だと言っていました。
家族に非常に痛手を与えることになるし、影響も長く続く、と言っていました。ですから、実際に攫(さら)われるのは一人だけれども、内容的には家族全部が連れ去られるのと同じ効果を与えている。
(質問8)
共演者の方をどのように評価なさっていますか?
(メグ・ライアン)
今回は大変、良い共演者の方に恵まれました。特に、パメラ・リードさんとはとても楽しい時間を過ごしました。役の上では、最初は敵対関係があり、少しずつ理解しあっていくという役割でしたが、非常にいい時をすごしました。
ラッセル・クロウさんは、とにかく、人質として山につれていかれて、1万4千フィートものとんでもない山で撮影をしたものですから、何キロだか分からないほど痩せられました。
彼はがんばるので、スタッフや全ての人にインスピレ―ションを与えていました。みんな彼からエネルギーをもらっていい仕事をしている、そういう影響力のある人でした。
(質問9)
今後、カメラの後ろ側に立って仕事をすることを考えておられますか?
(メグ・ライアン)
監督を真剣に考えた事はありません。
(質問10)
ターニングポイントになったとおっしゃっていましたが、具体的に今後の展開として、これをきっかけにどのような方向に女優として進もうとおもっておられますか?
(メグ・ライアン)
新しい路線をはっきりと考えたわけではなく、もっと複雑な内容の作品に挑戦したいということはあります。なかなか、そういう素材がないのですが、できる限りそういう方向に行きたいと思っています。
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