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来日記者会見 メグ・ライアン「プルーフ・オブ・ライフ」
メグ・ライアン
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(質問3)
誘拐が国際的なビジネスとして描かれていて非常にびっくりしたのですが、メグさん御自身、有名な女優という立場で、ご自分に置き換えて、リアルな恐怖として感じたり、この映画を通じて考えたり思ったりということは何かあるでしょうか?

(メグ・ライアン)
撮影中、この映画に出てくるセキュリティの会社が、私たち映画人の護衛にあたっていました。私には、保険が利き、週7日間、24時間、ずっとボディーガードが何人もつき、私の周りにはいつも銃が沢山あり、カーチェースも少しありました。そういう、非常に奇妙な体験を今回しました。
愛する人が、誘拐事件のターゲットになり、又、世界で人質にとられた人を身代金で奪回するという、お金と命を引き換えているバーター取引が普通のことのように行われている事実を知って驚きました。
それを考えると本当に、そういう人がそういうビジネスのターゲットになるということに、今まで経験したことのない感じを経験しました。

(質問4)
この映画では誘拐事件にネゴシエイターという人が犯人側と交渉するけれども、その交渉は本当に効果があるのでしょうか?

(メグ・ライアン)
アメリカの政府の見解として、もちろんアメリカの公式の見解としては、一切、ネゴシエイトしないというのがアメリカの立場です。
しかし、この映画の中においては、そのネゴシエイトが行われていました。
私が非常に驚いたのは、ネゴシエイターたちのやり方が、非常にリズムをもち、「こういうときはこうする」とリズムができていて、冷静に、ある面、冷徹にプロ的にルーティーング化していることに驚きました。

(質問5)
監督のテイラー・ハックフォードさんというと、実力のある役者さん、とくに女優さんからすばらしい演技を引き出す事に定評なのですが、メグ・ライアンさんは撮影中どのような意見を交わしあったのですか?

(メグ・ライアン)
何か火花が散るような関係がありました。
感情的になる場面があり、ハックフォード監督は自分の魅了をしっかり分かっていて、いいストーリーを語ることに全力を尽くし、絶対に妥協なさらない方でした。

(質問6)
今回、演じていて一番難しかったところはどこでしょうか?

(メグ・ライアン)
とにかく、半年間の撮影期間があり、しかも順番をバラバラに撮りました。
南米の家でネゴシエーションする場面は最後に撮ったので、みんなクタクタに疲れはてていて、そういう意味で一番難しかった、やりにくかった場面かもしれません。
それ以外に、キトで撮った南米のシーンをロケで撮ったのですが、光がパッと来たときに、マーケットの場面なんかはあれだけの本当の群集がいる中で撮り、また15世紀の教会の後ろにあるという場面は、天気の変わり易い場所で、澄み渡った空が五分後に雹(ヒョウ)、霰(アラレ)が降ってくるというふうに天気が変わるわけです。雹がふってきたので教会に入りましたら、排水パイプが爆発して、びしょぬれになりました。そして、それがやっと乾いたと思ったら、本当にすぐ近くで催眠ガスのテロがありました。幸い、すぐに消えましたが、あの町ではそういうことがしょっちゅう起こっているようですが、私は非常に驚きました。現地では、そういうことはあまり珍しくないことだそうです。

  
   
   
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