(質問7)
三作目での実写とCGIの割合はどれくらいでしたか?また、CGIを使っているために、何もないところろで演じるのはどうでしたか?
(サム・ニール)
それは私の口から言うのはとても難しいです。本当に、縫い目がないくらいによく出来ていて、はっきりと「ここからここ」と切ることができません。
今回はモデルのようなものにコンピューターを合わせて、動きをリアルにしています。
それを役者にも仕えれば、私ももっと上手になるのですが、そうもいきませんね(笑)
今の映画界では、コンピューターと仕事をするのは当たり前のことです。ですから、コンピューターというのはすでに映画の用語の一部です。今の俳優はそういうものに慣れなければならない状況にあります。それほど、特殊に考えることではありません。
最初の第一話の時に、最初の恐竜が出てきたときは顎が落ちるくらいにびっくりしましたよね。最初はそれくらいに衝撃を受けて、スピルバーグは更にそれを効果的に見せて顎を落としたわけですけども、スピルバーグはそういう演出をしたわけです。
また、それを製作したスタッフはいつも俳優たちに「あなた達に感謝します。あなたたちの演技が素晴らしいから恐竜が本物に見えるんです。だから俳優さんの演技のお陰だ」といつも言っていました。
(質問8)
原作者ブライトンが最初に言いたかったのは人間の科学の発展でしたが、現在クローンなど様々な面で科学が発展していますが、その点はどう思いますか?
(サム・ニール)
私は科学が何を目指しているのか非常に疑問です。
科学の実験は大抵、秘密主義で行われます。だからあまり、現実が目に見えていません。と、いうのは科学者が政府の為や、競争し合っている企業の為に働いているから情報が出てこないんです。
例えば、ある日突然新聞に「クローン羊が出来た」と出ます。もちろん、びっくりします。「こんなことができるの?」。その前に誰も「私たちはクローン羊の研究をしています」とは一言も言いません。
また、その私たちに「クローン羊を作るのはいいことでしょうか?」と誰も聞いてくれません。だから、研究室で何が起こっているのか全く読めません。
もし、私にそう質問されたら「クローン羊ですか?必要ないよ」と私なら答えます。みなさんはどうでしょうか?クローン羊は必要でしょうか?
ブラントンはニュージーランドの人だからきっと羊は必要ではないでしょうね(笑)
(質問9)
一作目と比べて体力を沢山使う演技だったと思いますが、特別なトレーニングはしましたか?
(サム・ニール)
恐竜から逃げる為には特別な訓練は必要ありません。ただ逃げる為に走るだけです。
しかし、健康を保つのは重要なことです。私はこの年ですが、健康に関してはまあまあで、その点では問題はありません。
でも、撮影の厳しい日は傷だらけで家に帰ったりして、そういう日は「あぁ、やらなきゃよかったな」という思いが頭も掠めることもありました。
(質問10)
今回、何度も恐竜に襲われていましたが、撮影中に本当に怖くなったことはありましたか?
(サム・ニール)
こういう映画は役者自身が持っている恐怖症と戦わなければなりません。私は高所恐怖症なのに、今回、何故か高いところから落ちる場面があるので、それはとても大変でした。
現場にあるモデルの恐竜もとても重たくて本当に早く走るんです。そういうものにぶつかると危ないし、もしコンピューターに故障が出た場合は本当に大変なことになります。だから、そこは注意しました。現場の恐竜は人間を食べないけれど怪我はさせます。
(質問11)
サム・ニールさん自身は恐竜は好きですか?
(サム・ニール)
子供の方が恐竜のファンだと思います。難しい恐竜の名前とか子供の方が知っています。
私の一番のお気に入りは、空を飛ぶステラノドンです。怖いし、迫力があって好きです。本当にあれは、悪夢になるくらいに怖いです。
(質問12)
「ジュラシックパーク3」ある意味ではホラー映画のような作品で、また過去にもホラー映画に何作が出ておられますが、ホラー映画に対してどのように思っていますか?
(サム・ニール)
ホラー映画は好きです。でもこの作品はホラーとは言い難いと思います。アクションの法が正しいと思います。もしジャンル化するなら「モンスタームービー」とも言えるかなと思います。
(質問13)
今までに同じ役を二度演じたことがないということですが、今回この作品に出演した一番の理由を教えてください。
(サム・ニール)
前に演じていて、ああすればよかったということを、もう一度やりたかったからです。私が頭で描いているブラントに出来るだけ近いものを演じようとしました。エディー・マーフィーが一番のお手本でした。
(質問14)
「ピアノレッスン」にも出演なさっていて、全く違う役柄ですがどちらの方が好きですか?
(サム・ニール)
私にとって過去の映画は好きとか嫌いとかそういう問題ではなく全てが重要です。私が出る映画は前とは違った、やったことのないジャンルの映画に挑戦するというのが私の主義です。だから、俳優という仕事が興味深く楽しくなるんです。
違う役ということでいうならば、今年の年末に日本で公開される「ザ・ディッシュ」ではコメディをやります。とても娯楽性があり、向うでとても好まれている作品です。
(質問15)
今年日本では沢山映画が公開され、ライバルの作品が沢山ありますが自信の程は?
(サム・ニール)
ここは外交的な答えを必要とされる場所だと思います(笑)
特に「A.I」はスピルバーグの作品ですから、あまり滅多なことは言えません。
私は恐竜が(ライバルの作品)全てを食べてくれることを望んでいます。
(司会者)
ありがとうございました。
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