(司会者)
「ジュラシック・パーク3」は、先週7月18日に全米で公開され、公開5日間で8140万ドル、100億円という凄い成績を誇り、もちろんナンバーワンのファインヒットに輝きました。日本では8月4日からロードショー公開されます。それでは、お迎えしましょう。
(サム・ニール登場)
(サム・ニール)
こんにちは(日本語)。
今日、こんなに来てくださると思っていなかったので驚いています。ありがとうございます。
(質問1)
監督は第一作目のスピルバーグさん、第三作目がジョーン・ストーンさんということでしたが、俳優としてどちらの方が演じ易かったですか?また、それぞれの監督の共通点、。相違点を教えてください。
(サム・ニール)
今回、スピルバーグはロボットと仕事をしていて、私たちは恐竜と仕事をしていました。でも、誰を監督にするかということは用心深く慎重に選ばれたことなので、この「ジュラシックパーク3」にはスティーブン・スピルバーグの非常に重要なシリーズです。だから、監督選びは慎重なんです。今回の監督は熟考のすえ選ばれました。新しい監督をつけるというのは、シリーズに新鮮さを持ち込む時に重要なことだと思います。二人とも優秀なので甲乙は付け難いです。
一言で比べると、スピルバーグはいつも忙しく動き回るのに対し、ストーンは禅のお坊さんのように静かです。
(質問2)
もう一度、ブラント博士を演じるに当たって辛かったことや、面白かったことはありますか?
(サム・ニール)
今までの中で、同じキャラクターを演じるのは今回が初めてでした。俳優というのは、自分に正直な俳優であれば自分の出た映画を見る時に、頭のどこかには「もっと、あそこはああすればよかった」という後悔があるものです。「次のチャンスがあったら、あそこはこう直したい」と思ってもそれが叶うことは非常にまれで、そうあることではありません。もちろん、日本の「寅さんシリーズ」は60回近くもやったそうですが、私は自分がそんなに60回近くもやるなんてことは考えられませんけども、でも、今回そのまれなチャンスを与えられました。
以前との8年の間に変わってくる面がとても面白かったです。ブラントは見ていただければ分かりますが、8年分老けています。でも、その分賢くなり、前よりも気難しくなり、あのような、この世で最も最悪な島に戻るのですから、気難しく、不機嫌な演技を演じ分けるのは楽しかったです。
(質問3)
(ブラジルの記者)ブラジルの視聴者へ一言お願いします。
(サム・ニール)
ブラジルの皆さんこんにちは。
ブラント博士をやることが決まったのは撮影が始まる一年前でした。監督も、他の俳優も決まっていない中で私が一番に選ばれました。その時にお願いしたことは、私の演じるブラント博士の演じるキャラクターをきっちりと書いた本を書いて、それを映画にして欲しいということです。性格は前よりタフな男に、しかも興味深く見える男にしてくれというのが約束の一つでした。
もう一つは、まだシナリオも書いていなかったので、前よりもスリルとサスペンス、アクションをスケールアップした、前よりもフルに楽しめる映画にしてくれといいました。それを承諾してくれたので、私も出演することにしました。
正直に言うと、スピルバーグ監督から二度目の申し出(オファー)があるなんて大変名誉な事で、その点は非常に感動しました。
(質問4)
サムさんが役を選ぶときのポイントのようなものはありますか?
(サム・ニール)
計画に沿ってやってると言いたいのですが、実際はそんなことはなく混乱の中で決まっていきます。一つやらないことは、「これが自分のキャリアになるかどうか」ではやりません。そのために、順風満帆ではないかもしれません。ですから、私の基準はストーリーが面白いことと、自分の演じるキャラクターが興味深いこと、ロケ地が自分の行ったことのない地だとそれもまた魅力の一つです。
(質問5)
第一作と今作とでグラント博士は変わっていますが、今後サムさんの中でグラント博士はどのように変わっていきますか?
(サム・ニール)
エリーテル(ローラが演じている)と結婚しないで残念に思っている人は多くいるみたいです。
やっぱり、気難しい老人になりつつあるからではないでしょうか。女性としては気難しい、年をとった方と結婚するのは得策ではありません。
でも、私としては、あの博士は一作と三作とで面白さが増していると思います。一番彼の興味深いところは、恐竜を怖いと思うと同時に「すごいなぁ」と思っている、二重人格とは申しませんが、怖さもあるけど引き付けられている部分がとても面白いと思います。
また島に戻ればもっと気難しくなってしまうでしょうね(笑)
(質問6)
恐竜コンサルティングをしているジャック・ホーナーさんは実際はどんな方でしょうか?また、その方がグラント博士の役作りでどのように影響しているでしょうか?
(サム・ニール)
ジャックは今や私の友達で、ジュラシックパークに関しては主アドバイザーです。やっぱり、私はそっくりではありませんが、なんとなく似せて演じています。
恐竜の専門家なので、恐竜に関する面白い話や推論も非常によくしてくれます。
だけど、彼の写真はあまり外にでないようにしています。というのも、私よりもハンサムだからです。
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