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(司会者)
ありがとうございまいた。寺尾聰さんでした。
続いて細川直美さんです。お願いいたします。
(細川直美)
皆さん、今日はお忙しい中、ありがとうございます。
私は報道部の中で唯一の女性記者、そしてリポートもやりますし、キャスターもやる、とにかく何もかも、雑用から何からやるという女性の役だったんですけども、女性ならではの繊細さ、それから男性には負けないぞという力強さ、その辺が出せればいいなと思って取り組みました。
昨年の夏に長野県で撮影をしていたのですけども、とてもチームワークがよくて、とてもいい緊張感の中で撮影が進みました。
松本サリン事件、実際にあったお話で私もテレビで見ていた場面に、そこの場所に行ってリポートをしているという役だったので、とても不思議な感覚で怖さを感じました。
やはり、「裏では実はこういうことが起こっていたんだ」ということはなかなか伝わってこない部分があったんですけども、この映画を観ると、「こんなことが裏では起こっていたんだ」ということも沢山あると思います。
最後まで是非ゆっくりご鑑賞ください。
ありがとうございました。
(司会者)
ありがとうございました。細川直美さんでした。
出演者の最後を飾るのは、遠野凪子さんです。
(遠野凪子)
女子高校生、エミ役を演じました遠野です。
完成した映画を観て、私自身が強く感じたんですけども、これは過去の事件ではなくて、今でも心にも身体にも傷を負っている人がいるということを絶対に忘れちゃいけないと、私自身思いました。
これからの時代を背負っていく若い世代の人に、是非観て頂きたいと思います。
ありがとうございます。
(司会者)
ありがとうございます。遠野凪子さんでした。
最後になります。
ベルリナーレカメラ賞、おめでとうございました。
とてもスマートでいらっしゃるのに、なんて骨太な熊井啓監督です。
(熊井啓監督)
この映画の舞台作りに入りましたのは一昨年の夏でございました。
中村社長から、「社会性の濃い、問題性の高い映画を作り上げて欲しい」と言われまして、とにかく前向きにこの映画の製作に進もうと、これが発端でございました。
映画の内容につきましては、全部映画の中で語っているつもりですので、何も語らない方がいいと思います。略させてもらいます。
ただ、中村社長以下、日活の社員、スタッフ、ここにいる主だった俳優さん達、これが全部全力を上げて、この映画に全力投球してくださいました。
そして出来上がった映画でございます。
もう、映画は観てくださる皆さまのものでございます。
私どもの手から離れました。
皆さんのものでございますので、皆さんが色々に観て、それぞれの感想をできるだけ多くの方にお伝え頂ければと思います。
特に、若い皆さん方に観て頂きたいと思います。
どうかよろしくお願いいたします。
(司会者)
監督、私は一通の祝電を頂いております。
代読させてください。
『ベルリナーレ・カメラ賞受賞記念凱旋特別試写会開催、誠におめでとうございます。「日本の黒い夏―冤罪―」が一人でも多くの皆さま観て頂けることを、福岡からお祈りしております。福岡ダイエーホークス監督・王貞治』
どうもありがとうございました。
3月24日から始まる「日本の黒い夏―冤罪―」
骨太の社会派エンターテイメント超作品です。
決して陰気くさいものではありません。
観ていてあなたがどこかに居るはずです。
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