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来日記者会見 「コラテラル・ダメージ」
2002年3月7日 渋谷セルリアンタワー
アーノルド・シュワルツェネッガー
来日記者会見は2ページでご紹介(次のページに写真3枚掲載)
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ワーナー・ブラザース映画配給の「コラテラル・ダメージ」のキャンペーンのために、3月6日に2年ぶり10回目の来日をしているアーノルド・シュワルツェネッガーが7日、都内のホテルで来日記者会見を行った。
「コラテラル・ダメージ」は、9月11日の米・同時多発テロ発生で10月6日の米国公開を自粛していた作品で、公開延期から4ヶ月後の2月8日の全米公開では初登場で第1位となり、日本公開も4月20日(土)に決定した。
この記者会見には、知的障害者のアスリート団体『スペシャルオリンピック』の選手の皆さんが応援に駆けつけた。アーノルド・シュワルツェネッガーは家族と共にこの団体の活動を世界的に支援している。
アーノルド・シュワルツェネッガーの今回の来日のスケジュールは、7日夜には東京国際フォーラムで行われるジャパン・プレミア試写会での舞台挨拶に登壇、8日には高輪プリンスホテルで開催される日本アカデミー賞オープニングセレモニーで、25周年の祝辞を贈呈する予定。
  
来日記者会見(全文紹介)
  
(質問1)
映画作りにおいて、世界の現状との関係についてどのような責任がありますか?

(アーノルド・シュワルツェネッガー)
私の信念としまして、その職業の人はその職業を一生懸命やるべきだと考えています。
ですから、軍というものは今、非常にテロと戦って良い仕事をしているし、CIAもFBIもそれぞれに各分野で、この状況の中で戦っています。
またアメリカ以外の国、イギリスなども国際的協力姿勢の元に各国の軍隊は戦っています。
政治家は政治のプロですから、政治のプロとしてテロと戦っています。
そういうものをそのままハリウッドに押し付けられても困ってしまいます。
ハリウッドにいる我々の責任というのは、やはり大衆に娯楽を提供することです。
現実を考えるとテロの攻撃を受け、まだその解決方法は見つかっていません。
そういう状況の中においてハリウッドがやるべきことは、大衆の方々に何か日常の暗さを忘れて逃避する場所を与えることが使命であり、この映画はまさにそうです。
第二次大戦中、暗い戦争という状況の中で、人々に前向きな姿勢を与え娯楽を与えました。
そういうことが今のハリウッドに望まれているのではないかと思います。

(質問2)
昨年のテロ以降、消防士は子どもたちにとっての”ヒーロー”となっていますが、消防士のどのような部分がヒーローになったのか、演じた経験を踏まえて教えてください。

(アーノルド・シュワルツェネッガー)
私はヒーローとは”自分の仕事に命を賭ける人が英雄的な仕事をする人”ではないかと思います。
人名を助けることに関わる人のことです。
それはたとえば、警官やレスキュー隊の人々、そして消防士たちも人名を助けるために命を賭けるのでヒーロー的な人々かと思います。
でも最近までは軍人がそれの最たるものではないかと思われがちでした。
消防士というとどういう働きをするのか、彼らの内側に入って紹介がなかったので、人々は軍の兵隊がヒーローだと感じがちでした。
しかし、昨年9月11日のあの事件で、私たちは消防士の働きを目の前で見たわけです。
焼けたビルに飛び込み、崩れるビルに飛び込み、そして300人も400人もの消防士がビルが倒れることを知りながらも80階まで上り、人命を助けることに携わったということを見たわけです。
そして、彼らがヒーローであることを目の前で知ったわけです。
映画会社の重役たちは、消防士はヒーローとして弱いんじゃないかという意見がありました。
CIAや軍人、殺しのプロにしようという意見がありましたが、私はその時に消防士のヒーロー性を強く押しました。

(質問3)
以前の作品でもまた今回も怖い映像がありましたが、人々を怖がらせることに興味があるのでしょうか?

(アーノルド・シュワルツェネッガー)
映画でお客さんをどのように怖がらせていいのかということに関してはいろいろな意見があります。
怖い映画を作るべきだとか、見ちゃいけないとか、いいとか、限りない論争があるわけですが、この「コラテラルダメージ」を例にすると、この映画は何シーンかあまりにも人が怖がるために抑える画面がありました。
私はもうすぐ「ターミネーター3」の撮影に入ります。
これも怖い画面が作られると思いますが、それがターミネーターシリーズの特徴なんです。
お客様を怖がらせることで、エンジョイする方もいるので、きっと「ターミネーター3」は怖い映画になると思います。

(質問4)
昨年のテロの事件の後、映画の中のバイオレンスの部分については変わるのでしょうか。どのように考えているのでしょうか。

(アーノルド・シュワルツェネッガー)
実際世界の暴力行為と映画の世界とは関係ないと思います。
アクション、バイオレンスがありますが、それは映画が引き起こしているわけではありません。
現実としてあのニューヨークのテロ以降、レンタルビデオで何が多く借り出されたかというと、アクション映画、暴力行為のある映画、テロと関わっている映画でして、品切れになるほどでした。
それは、見る人は現実のあの事件から逃避したいからです。
自分の家の居間に座って、あの事件に関するスイッチを切って、別世界に行きたいということだと思います。
つまり、安全な映画の中という別世界でアクションやセミ・バイオレンスというものを見たいという気持ちがあったかので借り出されたと思います。
だからシナリオも、あの事件によって変化というものは起こっていません。
またタリバンなどがやっていることも、決してハリウッド映画が触発したことではないので、その間に関係はないと思います。

(質問5)
この映画を通しての平和へのメッセージはありますか。

(アーノルド・シュワルツェネッガー)
映画が現実の事件によってそれほど影響を受けないと思います。
テロ映画というテーマの場合にはシナリオを書き直すことがあるかもしれませんが、一般的には、今後も同じようにサスペンス映画、SF映画、軍隊映画というのは作られていくと思いますし、お客さんもそれがファンタジーだと区別をつけて見ているのだから、続けて作られていくと思います。
しかし、同時に映画の別のジャンルとして平和、人間関係、ラブストーリー、人間の寛容さをうったえるものは作られていくべきだと思います。
人間の本当の実生活を描いたものや、そうではなく映画を通して平和を伝える意図で作られた映画というものも必要だと思います。
この10年間、或いは20世紀というのは戦争の世紀でした。不必要に命が奪われたわけです。
ですから、これからの新しい世紀では平和が広がるべきです。
その時にテロと戦うだけではなく、なぜテロが起こるのかという土台をしっかり認識していく努力が必要だと思います。
その点を訴えることが必要かと思います。

   
 
  
   
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